新年早々真面目な文章を残します2022年!

こんにちは~

 

明けましておめでとうございます。

 

新年早々真面目な文章を残します2022年!

というのも、昨年3月、某雑誌で読んだ記事の感想をとあるSNSのとあるアカウントで自己満足感覚で綴ったのですが、それを今ふと読み返していたところ、これはもう少しオープンな場所に残しておいても良いのではと思ったので、今回の更新に至りました。ここがオープンな場所なのかはさておき…。

 

テーマは「東日本大震災」です。

ニューズウィークという雑誌を皆さんご存じですか。私は常識知らずなのでこの記事に巡り会うまで知りませんでした。この雑誌はかなり伝統のある雑誌らしく、その雑誌に私がかねてから応援させていただいている櫻井翔さんが「東日本大震災」をテーマに文章を寄稿しました。それを読んだ感想を、読んだ直後に綴った当時の文章をあえてそのままここに残します。

 

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ニューズウィーク日本版 2021年3月16日号

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/03/311-3.php

ニューズウィーク日本版 2021年3月16日号「3.11の記憶 東日本大震災から10年」特集より一部抜粋したネット記事

2022/01/01 16:24

 

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そもそも「News week」は、主に政治や社会情勢を扱うアメリカ合衆国の週刊誌らしい。1933年から続く歴史ある雑誌です。(参考:Wikipedia) ニュースに詳しくない私はそのことすら知らず、櫻井くんがニュースキャスターとして雑誌に出るなんてすごいな( 'ω')と思って即購入しました。でも本当はものすごい出来事だったみたいです。櫻井くんにNews weekへの寄稿の依頼が舞い込んだこと。ニュースに詳しくない私がNews weekを購入することも。

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中には8ページにも及ぶ櫻井くんによる2011年のあの日から2021年現在に渡る取材の全貌をまとめた文章がありました。長い文章を読むのが苦手な私にとっても分かりやすく読みやすい文章でした。そして感じたのは、復興へと近づいているのは事実だけど、完全に何もかもが復興完了したと言える日が来るのはかなり先だと言うこと。そもそも何を持って復興完了と定義付けるのが正解なのか、正解はないのではないかということ。

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私自身、震災から5年経った2016年に宮城県に足を運んだことがあります。その地に住む人たちから聞いたのは、震災にあった人の気持ちはあった人にしか分からないから、無理に理解しなくて良いし、理解できないことを攻める必要もない。ただ話を聞いてくれるだけで、それを友人や家族に伝えてくれるだけで私たちの心はいくらか軽くなるということでした。

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このことを聞いた私は定期的に宮城に、福島や岩手に足を運びたいと思いました。しかしそれはなかなか容易ではないことです。私が2016年に宮城にお邪魔できたのも、当時入っていたサークルで機会を頂いたからできたこと。個人個人が実際に震災にあわれた方から話を聞き続け、周りの人に伝え続けることは難しいと思います。

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ではどうすれば良いのか。日本には、世界には、櫻井くんのような伝えるお仕事をなさっている人が沢山いらっしゃいます。震災にあわれた方と私たちの架け橋となってくれています。実際に東北に足を運べなくても、放射線の除染作業や建物の再建に手を貸せなくても、常に震災にあわれた方のことを思うこと。報道に耳を傾けること。個人個人が震災に備えること。それが復興に繋がるということ。

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櫻井くんは雑誌の中で、「伝える」という仕事について自分の役割は取材相手の思いをより多くの人に拡声器となって伝えていくことだと言っていました。櫻井くんの影響で私はこの雑誌を手に取り、震災について考える機会を得ることができました。私のようなニュースに詳しくない人が1人でも多く関心を持つきっかけを掴むことを願います。それはどんなきっかけでもいいと思います。

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この文章で言いたかったことを補足しますと、震災に遭われた方々のお話に耳に傾けることはその方々の心を少しでも軽くすることができ、それが少しずつではあるけれど復興に繋がっていくということ。そして、お話に耳に傾けることは何も現地に赴くことに限っているのではなく、震災に関する報道や記事などに関心を寄せるということも含まれるから、そういった関心を持つことが復興の助けになり得るということです。これはこの記事を読んだということだけではなく、私自身が6年前に宮城に足を運んだことからも感じたことです。

あ~~~日本語って難しいなあ!!!!!

櫻井翔さん含め世の中の作家さんライターさん、大尊敬です。

最後までお読みいただきありがとうございました。